ミツボシビール

「ミツボシビール」とは、文明開花間もない明治十七から十八年頃、盛田家十代久左衛門、命棋翁が

時代に先駆けて中部圏で初めてビールの試醸に成功した時の名称です。

しかし、同時期に手掛けていたワイン用ブドウ畑が害虫により、壊滅の憂き目にあった余波で、

ビールの醸造と販売という夢が潰えてしまったのです。

下って一九九六年、この祖先が成し得なかった夢を引き継ぎ、地元で愛されるものでありたいと

「地ビール」事業としてスタートしたのが当醸造所です。そして今、「地ビール」は「クラフトビール」として

日本の文化に定着しつつあります。私たちのルーツを冠した「ミツボシビール」を新しいビールの

スタンダードとして創造し、より多くの人たちに発信、共有していきたいと考えています。


ミツボシビール ピルスナー


味わい

ドイツ産麦芽、2種のホップを使用。上質なモルトの旨味と華やかな香り、上品な苦味の絶妙なバランスに仕上げた。ダブルデコクション製法や長期熟成によるモルトのコクとキレの良さは最高峰と呼ぶに相応しい超逸品。

アルコール度数:5.5%

IBU:30


さらなる高みへ。プレミアムビールの最高峰

麦芽はすべてドイツ産を使用。ホップはチェコ産ファインアロマホップと

ドイツ産アロマ ホップのみを使用するなどとことんまで原材料にこだわ りました。

また、大手ビールメーカでも 1 社しか採用していない「ダブルデコクション法」を採用。

低温でじっくり発酵を行い、熟成期間も通常の 1.5 倍の期間で丹念に仕上げています。

まさに最高峰と呼ぶに相応しいプレミアムビール。

ミツボシビール ペールエール


味わい

本場英国産の伝統的な味わいと香味が楽しめます。

いくぶんドライで、ほのかにモルトの旨味を持ちながらもキレのある、クラシカルな味わいに仕上げました。

アルコール度数:5.0%

IBU:30


本場の伝統的な味わいにこだわりイギリス産原料を使用する本物の味わい

 国内メーカーでは稀有、イングリッシュスタイルのペールエールです。

麦芽とホップはすべて英国産。麦芽には希少品種マリスオッター種、ホップも世界的に希少な

アロマホップを使用した希少性の高い逸品。

いくぶんドライで、キレのあるクラシカルな味わ いに仕上げました。

ミツボシビール ウインナースタイルラガー


味わい

旨味に富んだ麦芽、欧州産ホップを贅沢に使用し

はっきりとしたボディー感にモルトの香味が広がる。

マイルドで奥深いコクのあるリッチな味わいです。

アルコール度数:6.0%

IBU:30


発祥地ウィーンでも造られなくなってしまった希少なスタイルを復刻

オーストリア、ウィーン発祥のアンバーラガー。

旨味成分に富んだ麦芽を贅沢に使用し、ホップには欧州産のアロマ ホップを使用。

はっきりとしたボディー感にモルトの香味が広がるリッチな味わいです。

マイルドなモルト香と適度なホップの苦味は日本人の嗜好にも良く合います。

 当時としては最先端のクオリティでしたが歴史的な背景から発祥地ウィーンでしか

飲まれなかった、とても希少なスタイルを再現しました。

 

相性のいい料理:手羽先、すき焼き、魚の照り焼き、麻婆豆腐

ミツボシビール ヴァイツェン


味わい

バナナやクローブといったヴァイツェンビール特有の香りを上品に引き出し、味わいのもととなる、甘み、酸味のバランスが自慢です。何杯でも呑みたくなる絶妙な味わいです。

アルコール度数:5.5%

IBU:10


ビールが苦手な人にほど味わって欲しいドイツ、バイエルン地方が産んだ「白いビール」

南ドイツバイエルン地方発祥の小麦麦芽を使った独特な香りと味わいがある上面発酵ビールです。

Weissbier もしくは Weizenbier と表記され、白ビール、小麦ビールと訳されることもあります。

バナナやクローブを思わせる香りは、酵母が作り出す香りで、このビール一番の特徴です。

専用のヴァイツェングラスという、口元が特長的なチューリップ型のタンブラーで飲むのが現地流です。

注ぐ際、2センチほどビールを残し、最後に残った酵母をクルクル回して溶かして注ぐとより

芳香さが増しておすすめです。